
戸惑う業務の流れ
高校を卒業し、初めて仕事に就いたのは照明の業界でした。最初は何をしたら良いのか戸惑うことばかりでした。電話の取りかたや、お客様の対応、営業の仕方。
何から何まで初めてなので上手く行かないことだらけでした。でもその中で一番困ったのは業務の流れでした。支店がいくつかあり、その連携で商品の発送や注文の処理をしなければならないので、書類一枚がどんな流れで動いていくのかさえ追うことに必死でした。
私の性格はというと、最初に理解できないと後から流れを把握しに行くのがとても難しく感じるので、最初のうちに分からない事は怒られても良いので聞きに行くというスタンスを大事にしてこなすようにしていきました。
後になって大きな仕事を失うことを思えば、上司に叱られるなんて些細なことですよね。考えて見ても分からないことは直ぐに聞いた方が正解だと思います。
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夜遅いために
何事も母に今まで相談してきましたが、仕事を始めてから父にも相談するようにもなりました。普段では真面目な話を父とすることはあまりありませんでしたが、これを機に父との仲も一層深まったような気がしました。
毎日、朝早く出かけ夜遅く帰ってくると体はくたくたで何もしないまま寝ることも多くなりました。学生時代のアルバイトではこんな日が毎日続くならとシフトを変更して日数を減らしたりもしていました。
でも会社に行くことを比べると不思議と疲れよりも充実感の方が勝っていました。
もしかしたら社会人としての自覚が多少なりとも出てきていたのかもしれません。
父も母も、私が毎日夜遅く帰ってくることを心配していましたが、私が頑張ると決めていることが分かるとサポートをすごくしてくれました。
親を安心させるために始めた仕事がいつの間にか自分の励みにもなっていました。
全体が見えると
戸惑ってばかりだった仕事も、毎日業務に就いているといつの間にか慣れている自分にも驚きました。最初は何も見えてなかったのに、全体が見えるとパズルのピースとピースがピッタリ合うように、こういうことだったのかと納得できる瞬間が来ました。
自分はこの職業に向いてないのかなと落ち込むときもありましたし、上司の言い分に納得出来ないときも正直ありました。
でも続けていくことで、自分の足りてない部分が浮き彫りになり勉強になりました。
お客さんと話すときにどういう内容を求められているのか、商品の流れはどうなっているのか、そういった一つ一つがちゃんと繋がっていました。
最初のうちは上手く行かないことが当たり前ですし、思ってたような日々を送れないこともあると思います。でも自分の決めた道を納得するまで続けることも大事だと思いました。